本当はエロいアストロノト!

アストロノト!  Amazon
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赤松中学アストロノト! (MF文庫J)メディアファクトリー,2007
赤松中学さんの作品感想


注意! この感想文は「アストロノト」のネタバレ全開です。未読のかたは読まないように。





ケモノ耳にしっぽが生えてる目がくりくりっとした少女・ナキアミに、夜のお仕事をさせるひっかけ屋・ノトの物語。自宅に男を何人も呼び、そこへメイド服を着せたナキアミを放り込んでご奉仕させる衝撃の幕開け。
客の相手が終わったら、今度はノトが「歯を立てるなよ」といいつつ、ご褒美と称してなめさせます。ナキアミだって舌で転がしつつも、嬉しそうにお尻を振っているのでまんざらでもないのでしょうが。


ナキアミと同様、ノトに振り回されるのはレンビアという幼なじみです。ノトは魔法使いなのでレンビアの心の中を知ることができるわけで……そのことを知らないレンビアがかわいそう。
初登場時からなかなかマニアックなプレイしています。魔法によってレンビアは身動きのとれない状況になっており、下着は見られノトに体をまさぐられ……つか、ブラもパンツもしましまってどんだけー。それに、ツンデレなので強がっているわりには、ノトの手を借りずに自分から突っ込むとはなかなか積極的なお嬢さんです。
突っ込んでる穴はぎりぎりの大きさなのに、ノトが思いっきりやるもんだから壁がこすれるわけ。「いたいいたい! もっと優しくできないの!?」とか叫んでしまうレンビアさん。ふとももを掴んだだけで「ひゃ……ぅっ」とか言っちゃう感度のよい娘さんですから丁寧に扱わなきゃ。
あと、「ノト、今夜は泊まっていきなさいよ」はいいにしても、いくら楽しいからって食事をするの忘れるくらい没頭しちゃだめじゃん。
しかし、童顔の外見から想像できないナキアミの超絶的なテクとその身体のおかげで、一緒に過ごしたいというレビアンの願いは裏切られ、ノトはナキアミと同じ道を歩むことになります。


ナキアミとレンビアの下着を頭からかぶるシーンは救いようがない。少女たちの胸を観察するノトは変態以外の何者でもないですから。ま、裸を目撃してノトのあそこが硬直してしまっても仕方ないですよね、若いですもん。
そして、全然振り向いてくれないことに傷ついていたレンビアが、部屋に鍵をかけ、エッチしよとノトに言い寄るシーンは必見。さらにはどんなプレイだってしてあげると……涙を流しながら震える手で服を脱ぎだすレンビア。もう辛抱たまらん。
なのに、恥ずかしい思いをしてエッチをねだったレンビアを、ノトは断ります。あり得ない〜。


クライマックスでは、魔法で記憶を改変し、自分のために奉仕するようレンビアを誘拐した敵と対決することになります。
爪で胸をなぶられ生乳をもまれるレビアンを見ていることしかできないノトですが、嬲られているだけだったレビアンの噛み付きをきっかけに辛くも勝利。……するどい犬歯で……痛そう。やっぱ歯は立てさせちゃだめですな。
中に生命を宿した白っぽいものを発射し、そこから始まる長い旅を経て母なる大地に着地。そして、意識を失うような経験をしつつも、初体験を済ませ一つ大人になった二人。それは新たな人類誕生の一歩かも知れない。私だけが、それを見ていた。というか妄想していた。


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