カレとカノジョと召喚魔法 5

カレとカノジョと召喚魔法 5  Amazon
燃える4コミカル4恋愛2
上月司カレとカノジョと召喚魔法〈5〉 (電撃文庫)メディアワークス,2005
シリーズ感想
上月司さんの作品感想
ミニスカサンタ服のまどかさんの魅力にメロメロになりそうなシリーズ5巻目。クライマックス直前ですが、カレでもカノジョでもなく最初にまどかさんをプッシュしておきます。
いけない気持ちになって欲しいからです。たとえまやかしだろうと演技だろうとハンカチだろうと、信じるものは救われるのです。それが何者にもまさる魔法でしょう。血を吸われたいです。
まどかさんには一歩及ばずなヒロイン・雪子ですが、妄想を膨らませ過ぎたり、嫉妬したりするのはなかなか。よしよししたくなるかわいさですからね。思い込み強めですが、いつも以上に乙女らしい部分全開です。
電波的な巫女さん・いずみさんも登場しますが、深くは関わってきてません。今のところ電波だけ。6巻で絡み始めてくるんかな〜。


女の子はこれくらいにしておいて……ぼけっとしているようで、遊矢の頭の回転のすごさは既刊で感じていたはずですが、子供の頃の遊矢が描かれていて驚きました。日記とか読んでると、その常識離れした思考能力の高さにあっけにとられてしまうわけで。
そして玲との最終決戦。人間じゃない戦いに心が躍ります。リールゥの思わせぶりな態度とか、遊矢の真意とか気にならないわけがありません。次の最終巻ではどんな結末が用意されているんでしょうね。