ウェスタディアの双星 2

ウェスタディアの双星 2  Amazon
燃える4バトル3コミカル3
小河正岳ウェスタディアの双星〈2〉幸運の女神(?)降臨の章 (電撃文庫)アスキー・メディアワークス,2008
シリーズ感想
小河正岳さんの小説感想
前回、双星の活躍によって危機を避けたウェスタディアですが、そこに再び危機が迫り繰るシリーズ2巻目。チェザリーとルシリアの仲はなかなか進展しないな〜。まあ危機的状況で結ばれた二人は長続きしないというし、ゆっくりでもよいか。


時間や相手など勝利条件がどんどん遠くなっていく状況で、それぞれが自分にできる働きをしようと奮闘するのはやっぱり燃えます。
戦いを起こしたくないけど自国の国民のためにと、葡萄畑の経験を思い返しつつ耐えるルシリアには「ふぁいとー」と応援したくなりましたよ。また、敵とはいえ殿を務めたユリアヌスのかっこよさは尋常じゃないです。
新キャラとしては、表紙も飾っているロゼリエッタが頼もしい味方として参戦します。アルファーニに好意を持つようになったきっかけとか、奇天烈な性格していますね。


そんなお嬢様に愛される、アルファーニの考案した逆転の秘策はきついなー。割り切れない思いでいっぱいになってしまいます。覚悟がない私なんかじゃ戦場には立てませんね。


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