とある魔術の禁書目録 13

とある魔術の禁書目録 13  Amazon
燃える7バトル3
鎌池和馬とある魔術の禁書目録(インデックス) (13) (電撃文庫)メディアワークス,2007


前回の続きであるのですが、コミカルから一転バトル一辺倒なシリーズ13巻目。最初のページの「その声が、とある少年の耳に届いたという事だった。」の一文でわくわくが抑えられません。


追い込まれた一方通行が、能力をほとんど使わずに猟犬部隊を迎え撃とうとする場面は熱かったな〜。当麻とはタイプが違うけど、自分の意志を貫き通すかっこいいやつになりやがって。父さんうれしいぞ。ほんと魅せてくれる悪役さんですよ。
カエル顔の医者との電話とかもよかった。って、あれはカエル顔がかっこよかったのか。カエル顔の医者は一巻のとき完全に脇役だと思っていたのに、今回いろいろ意外な面を見せてくれたもんだからちょっとびびってます。
(君だって、僕の患者の一人だっていう事を)なんて吐露されて萌えないやつがおかしいです。いい間違えました、燃えないです。
当麻も巻き込まれ型から微妙に変化を見せているみたいですね。あれだけ危機一髪な状況を潜り抜けてきたそう評価されるんかな。立場が変わっても、今までと変わらない姿を見せてくれるのか楽しみです。
「死ぬなよ」「互いにな」とか、今回決め台詞級のものが多いな〜。燃え燃えな展開でびしっと決まってくれるとそれだけで面白さ倍増ですからね。
それにしてもかわいそうなのは美琴だよな……。罰ゲームがあんなことになっちゃって。前巻でちょっとはヒロインぽくなったかと思ったんに。負けるなー!


鎌池和馬さんの作品感想