刀語④
西尾維新『刀語 第四話 薄刀・針 (講談社BOX)』講談社,2007
ようやく三分の一まできましたシリーズ四巻目。『拙者にときめいてもらうでござる!』が口癖の最強の剣士・錆白兵と「しちりん」もとい七花が激突します。
七花ととがめのやりとりもいい感じにまったりしてきたな〜。「それがむしろまずい……や、やんやんやん」って素敵なセリフですね。わざと鎖骨でも触って、くてっとさせたくなるじゃないか。
さてさて、今回はやられ役の「まにわに」もとい真庭忍軍は虫組の三人が登場します。死亡フラグの使い方とか分かりやすくて楽しいです。ギャグの中で張られる伏線ほど巧妙なものはないよね。
そんなわけで、七実お姉ちゃん最高な巻でした。途中から結末が見えてきたけど、最後の白々しさには思わず笑ってしまいましたよ。