食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字㊤

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字㊤  Amazon
山田真哉食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)』光文社,2007


数学にうまくなってもらうことに重点をおいた本です。上下構成とはいえ、これだけでも十分に面白いとのこと。
「0には絶大な威力がある」「単位を変えてみるのも効果あり」などと、Web2.0や新書のタイトルの決め方など広告の仕方を通し数字の魔力を示しておいて、後半は自由な数字と制約のある数字の違いから会計の話へと徐々に入っていきます。
たまに例文の中にアニメ関連の話題があるのが、山田さんらしいといえばらしい。まあ、正答率1%なんてのも数字の魔力でしょうか。


最後まで読めば、食い逃げされてもバイトをやとってはいけない理由も納得できます。
そうそう、読み終わるに関連して、本書の魅力のひとつは一時間で読めるようになっていることでしょうか。……一時間で読めるという文句も、数字の魔力のひとつかな〜。


山田真哉さんの作品感想