桜庭一樹推定少女 (ファミ通文庫)エンターブレイン,2004


うだーな少女・カナが主人公です。何かから逃げているカナは、ダストシュートで眠っている少女(銃を保持)を発見し、一緒に逃げ始めます。
日常と非日常の書き方がうまいと思うから楽しく読めるんですかね〜。両者は案外近い存在なのかも知れません? それとも人は切り替えが早いのか? ……なんか後者な気がしてきました。
少女には向かない職業』においてはゴシックな感じの少女が出てましたが、この物語ではミニのナース服を少女達が着ます。桜庭さんは奇抜な格好をする少女が好きなのかな〜。いやいや、きっと桜庭さん自身がゴシック服とか着て生活しているに違いない(爆)そういや、どっちの少女(主人公)もゲーム好きですね。
でてくる人物たちは奇抜なわけじゃない(わりと王道な)のに、なんでこんなに新鮮に感じるんだろう。
何も確固たるものがなく、他人の心を思いやり推定しながら日々生きていかなければいけない少女、ってのがタイトルの意味なんでしょうか。なかなかに意味深なタイトルですし。それとも、一緒に逃げるのが少女なのか宇宙人なのかって意味かな?^^ 感想サイト回ってみよ。


③ イリヤの空、UFOの夏② リバーズ・エンド① 少女には向かない職業
この小説が好きな人にお勧めする③
①桜庭さんの『少女には向かない職業』雰囲気もすごく似てますよ。→感想
橋本紡さんの『リバーズ・エンド (電撃文庫)』同じく高野音彦さんのイラストつきのSFです。
秋山瑞人さんの『イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)』男の子が主人公のSF。