◆ マルドウィッ……舌をかみます。

午前中は筆記試験を受けに。時間ぎりぎりだったし、地理が出てきたりとぱにくりました。県庁所在地わかんないのですよ。引きこもってるので〜。
橋本さんの『毛布おばけ』を読み返してみましたが……以前とまったく違った感じがしました。初めて読んだときの衝撃はなくなっていましたが、逆に二話目・三話目においての男の子の彼女に対する態度の悩みなどに深く共感を覚えました。今日始めて、小説は読む人を通じて初めて完成されることに気づいたような。誰かが言っていた言葉なのか思い出せませんが。本そのものは変わっていないのに、読み手である私が変わっただけで内容にまで変化を及ぼしちゃったような感じなのです。よくも悪くも。まあ、それでもこの本がマイベストなのに変わりはありません。自分だけのとっておきの本、みたいな。隣でお勧めしてますけどね^^
自分自身の感想さえ時間が経てば変化してしまうのですから、他人とまったく同じ感想を抱くこともないですね。小説の話だけではなくブログでも同じようで。スズキトモユさんの「アキヤマニア」より、「僕の考えるブログ文章術」での話題。今のところ第7回まで書かれています。「人は文章の中に、自分に都合のいいものを見つけ、都合のいい部分だけに反応します。」断定的過ぎる面もあるように思いますが、でも真実ですよね(真実はいつも一つ、じゃないし)
で、私がブログやってる理由を考えてみました。けっこうな時間かかってる書いているわりには、何で書いてるのか考えたことなかったですし。……結論的にはやっぱ日記帳の代わりでしかないような。後は、読書の感想を整理するのに便利なんで。リンクとかで行き来がしやすいですからね。
そう考えると、mixiで十分じゃないかとも思いましたが多分私には向いていないような。内輪の人をわざわざ呼ぶのも面倒ですし、内輪だけだったら書くの辞めちゃうかな。通りすがりの人に読まれるくらいの緊張感がちょうどいいと私は思うのですよ。まあ、この文章自体もスズキさんの記事の誤読ばっかってところで一つ(笑)
ブログなど新しいツールのおかげで生活は段々変わってますよね。新しい技術がもたらす変化はよいことなのか、悪いことなのか。そんなことも絡んでくるお話を読了。