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桜庭一樹『竹田くんの恋人―ワールズエンド・フェアリーテイル (角川スニーカー文庫)』角川書店，2002

桜庭さんとみさくらなんこつさんのある意味豪華な組み合わせ。内容は、「ゲームのキャラクターがあるプレイヤー（竹田くん）を探しにこっちの世界にやってくる」という話。
ゲームのキャラクターが本当に出てきたらどうする？　みたいなコンセプトなのかもしれませんが、それよりも竹田くん探しが面白かった。その辺がなんとなく桜庭さんらしいかな。格闘バカとかぶっ飛んだキャラが登場するところも、らしいです。
二人の少女がゲームの世界から出てきますが、私は妖精さんでもあるキラシャンドラを押します！（誰に　ぽわぽわした子はそこまで好きじゃないんですが、ラストがなかなかよかったのでー。

この小説が好きな人にお勧めする③

①かわいく無口な少女・ヴィクトリカと留学生・一弥のミステリアスな冒険譚。桜庭さんの『GOSICK』シリーズ。読めば読むほど面白いですよー。→感想　１・２・３・４・番外
②ゲームのプログラムから生まれた女の子・サーティと主人公・ひとしのラブコメ。赤松健さんの『A・Iが止まらない! (1) (講談社コミックスデラックス (1253))』新装版で８巻完結です。
③学校の中に神様が隠れてる？！　宮崎柊羽さんの『神様ゲーム』こっちはプレイヤーじゃなくて神様を見つけるのが目的です。→感想