山田真哉さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)』光文社,2005 Amazon


そんなに需要がないと思われるさおだけ屋がなぜもうかるのか→別の目的を持ったスパイにあらず。そんな書き出しから始まる入門書。ベストセラーになるだけあって、経営を学んでない人でもものすごく分かりやすく書かれています。妹もめずらしく読んでましたよ。
むしろセンスを問われているので、経営の知識は無用な気がします。
「節約は絶対額で考えるべきで%で考えてはいけない」「情報を仕入れておくこと(商品について・自分の家計を含む現状について)が重要」「家庭でも損をしないために在庫(ごみ)は減らすべきだ」←経営に限らず大事なことですね〜。
「企業の目標は、ぎりぎりのラインを目指すべき。でもその見極めが難しい」これ、執筆にも通じます。一日の目標枚数を設定するとき、多すぎても少なすぎても問題でますからね。で今の私は、問題が出てるわけですよm(。 。)m
数字の背後には必ず意味があるとか、会計士に数学が強い必要がないとか。ベストセラーになるだけあります。長期間売れるわけですよ。二十週連続でランクインしてたとか新聞に書いてあったような。
経営学部に所属しているので、理論的にはすでに習った範囲もありましたが、土台固めに役に立ったとおもいます。実感しやすかった。入門編に最適です。