■
- 作者: 野沢尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/04
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
はまぞうで検索をかけて知ったのですが、どうやらこの物語「龍時」は三巻目まで出ている模様です。まだまだ主人公リュウジ君の活躍が読めるのは嬉しいですが、三冊で終わりだと思うとちょっと複雑な思いです。
去年の今ごろはまだ野沢さんの本を読んだことがなく、名前を知らなかったので覚えてないのですが、亡くなられたのがちょうど一年位前だったようで。無知な私はつい数日前に初めて知ったのですよ。
リュウジ君が成長していく姿にしびれます。サッカーの技術、精神面両方ともです。休む暇もなくひっきりなしに選択を迫られる度に、悩みながらも決断を下すその生き方が、私のような凡人とは違うなぁと嫌でも気づかされたり。いくつになっても、こういう人にはあこがれちゃうな。小説の登場人物だけれどもさ。主人公だけじゃなく、周りの人もみんな強い心の持ち主ばかりですな。