龍時01‐02

龍時01‐02

反乱のボヤージュがおもしろかったので、また野沢尚さんの本を借りてきました。サッカーを題材にしたお話です。小学校時代にサッカー部だったので基礎的な言葉は知っていたので特に読みにくい部分はありませんでした。まあ、本当に最低限の知識だったので海外クラブの知識はないし、高等な戦術はイメージしにくかったですが、期待を裏切られることもなく充実した時間を過ごせました。
はまぞうで検索をかけて知ったのですが、どうやらこの物語「龍時」は三巻目まで出ている模様です。まだまだ主人公リュウジ君の活躍が読めるのは嬉しいですが、三冊で終わりだと思うとちょっと複雑な思いです。
去年の今ごろはまだ野沢さんの本を読んだことがなく、名前を知らなかったので覚えてないのですが、亡くなられたのがちょうど一年位前だったようで。無知な私はつい数日前に初めて知ったのですよ。
リュウジ君が成長していく姿にしびれます。サッカーの技術、精神面両方ともです。休む暇もなくひっきりなしに選択を迫られる度に、悩みながらも決断を下すその生き方が、私のような凡人とは違うなぁと嫌でも気づかされたり。いくつになっても、こういう人にはあこがれちゃうな。小説の登場人物だけれどもさ。主人公だけじゃなく、周りの人もみんな強い心の持ち主ばかりですな。