外国の女の子より日本の女の子のイラストのほうがお好みな海獺ですが、武田日向さんが描くヴィクちゃんはかわいい♪ あるいは、小さなめんこい子の愛らしさは万国共通か。
内容のほうは前回と同じような構成で、身近な事件→本格的な事件→風呂敷を広げた問題→解決と一緒ですが、前より新鮮味は薄れた分主人公たちの環境が徐々に明かされると言う、シリーズ的な面白さは断然増しています。それだけでご飯が五杯は食べれるほどに。
あとがきが十五ページありました。あとがきがおもしろ人で知っているのは有名どころの乙一さんだけですが、桜庭一樹さんもなかなか読ませてくれます。