◆ 心の闇を捜し求めて
そろそろ物置をUPしたいと考えている海獺です。
昨日よりはましですが、多少まだ心の不安が残ってます。連鎖的に不安って増えていきますからねぇ。
『玄武塔事件』(著・太田 忠司)名探偵狩野俊介シリーズ五作目です。ちなみにデュアル文庫版です。文庫だとこれがこのシリーズ初です。シリーズ一作目の『月光亭事件』とか出さないんですかね。まあ、この本は中古で買っただけですが。
さて、今回は嘘をつくとそれを隠すためにまた嘘をつかなければいけないという格言に沿ってます。
謎(推理)は微妙ですが、ミステリ系読み物として完成されてます。割と王道的な手順を踏んでいます。
本格ミステリと銘打ってますが、どちらか言うと良質の入門書ではないでしょうか。
いつもなら普通の感想を持つくらいだと思いますが、昨日のショックを引きずっていたので、読み終わった当初はまじ暗かったでふ。
明日は六作目でも読んでみます。