山登り

前日の夜、中学時代の友人から会社帰りに連絡があり山登りに誘われました。もちろん名古屋の霊峰マウンテンではなく、文字通りの山登りです。場所は御在所。
本当はボドゲで遊ぶ予定を入れていたのですが、山登りは相手の寝坊や天候不良で行くことができなかったので1年越しの計画なわけで。山登りを優先しボドゲはキャンセルしました。
が、約束の朝6時に待ち合わせ場所に向かうも友人の姿は見えず……。メールしてみると、今起きたとの返事あり。今回は中止という選択はありえなかったので「30秒で支度しな」と伝え30分後の出発です。


途中のパーキングで朝ごはんを食べ、昼食やお茶を購入しいざ登山の入り口へ。入り口は結構色々あるらしく、想像以上に人がいましたね〜。
ただ子供を含めてその人たちは思いっきり「登山する人」の格好をしていたのですが、いつも通りの格好でいいよと言われていた私は、本当に普段着にスニーカーで軍手という格好。友人には「山菜取りのおっちゃんだね」との評価を頂きました。トレッキングシューズさえ履いてないのに大丈夫か不安でしたよ。


最初はわりと整備された道を歩いていきました。登るだけでなく下ったりもしましたし、橋を渡ったりも。途中でミミズも見かけましたが、養分が豊富な山だからかちょっとグロイほど大きなミミズでした。そうそう、ロッククライミングをされている人もいましたね。


同じ入り口からでもいくつかルートがあるようで、一度予定ルートを間違えたりも。そのときは分岐まで戻ったのですが、戻る際にもちょっと間違った進路を取ってしまったので、かなり急な斜面を下ることに。一瞬落ちかけたのでヒヤッとしましたよ。


道順が変更になっていた場面もあったようですが、どうにかこうにか2時間程度で上りきり頂上へ。上りきったお祝いにコーラで乾杯しましたが、汗が冷えて気持ち悪かったのでわりと早々に退散。
帰りは別ルートで下りることに。上ってくる方からは本当に小さな子供の姿もみえたので、楽なルートになるのかと思いきやむしろ上りより厳しかったような。這いつくばったり縄を頼りに移動しましたし。


一番最悪だったのが、キレットという場所ですね。まさかあんなとこ人が動く場所だとは思わず、無邪気に写真を撮っていましたが、あそこを通るんだと教えられたときの衝撃はまだ覚えてます。
さらにその上、鎖を伝っていく道が上りルートの人でいっぱいだったため暫く待機していたら、裏からひょっこりおじさんが現れて「こっちのが簡単だよ」との助言が。
これが悪魔の囁きでした。友人は颯爽と進んでしまったのですが、どう見ても90度の壁をよじ登らなければいけないし、下りる際も足場がないから一瞬浮遊状態になるし……死ぬ思いでした。私は高いところが苦手とはいえ、山は大丈夫なはずだったのですが、正直ここでは足が震えていましたよ。

結構な勢いで友人が駆け下りていくので私も必死でついて行ったのですが、足の疲れが半端じゃありませんでした。上りよりも神経を使うので余計な負担もありますし。トレッキングシューズが欲しいとこのとき思いました。
あと、下りている間に子供が自転車に乗って(ルートではない)斜面に向き合っている場面に遭遇したのですが、あれは何をしていたのか気になります。そもそも、自転車をどうやってあの場所まで運んだのかも不明。どこぞの名探偵に解決してもらいたいですね〜。


ようやく下りきっても、車までの道のりがまた大変でした。足が棒。なので疲れを癒すために、グリーンホテルの温泉に浸かっていきました。極楽。
疲れはしましたが、十分に満足したのでまた行きたい。トレッキングシューズは早めに購入しておかねばー。


友人と別れて帰宅したのは午後2時半ごろだったので、一休みしてから大須へパソコンのモニターを購入しに出かけました。これまでよりも小さめなモニターを選択。
そして夕飯はボドゲメンバーと合流してマジスパスープカレーを食べに、というかアクエリアスを討伐しにいきました。

別次元の辛さでした。へたな食べ方(!?)をするとすぐに喉を持ってかれてしまうので、慎重かつ豪快に食べなければいけない食べ物ってどうなんでしょうか。汗も大量にかいたので、ハンカチが絞れる程度の状態でした。もう、ゴールしてもいいですよね?
そんなこんなで動き回った印象の一日。アクエリアス様は次の日も私のお腹の中に居座っていましたし、足の筋肉痛はこの日記を書いてる木曜日にも完治していません。年でしょうか。