ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス

ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス  Amazon
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川原礫ソードアート・オンライン〈4〉フェアリィ・ダンス (電撃文庫)アスキーメディアワークス,2010
シリーズ感想
川原礫さんの作品感想
フェアリィ・ダンス編が完結するシリーズ4巻目。ゲーム内で素敵にコンビを組んでいる兄妹の関係がいつ発覚するかも見ものです。
釜で煮られるなどもゲーム内では再現されているそうで、私は手を出したくないなと思いましたが、グッドタイミングでイベントに遭遇かつ行動を寸分たりとも間違えないキリトほどのチート的なラックがあれば問題ないか。
最終決戦では仲間たちも終結しての総力戦となり、分かっちゃいるけど熱くなります。このシリーズはどの巻でもこの辺りの魅力度が高い。


またバレイベントも今回は大きな山場。思いもかけず思いをぶちまけてしまう直葉の姿、様々な問題に折り合いをつけていく過程は、ドキドキしちゃいます。妹成分抜きにしても本当にかわいいしかっこよくもある女の子。
アスナがいなければメインヒロインだったのですがー。前回は出番控えめでしたが、アスナは囚われの世界からの脱出を本格的に図ります。その道中では触手に服の中を撫で回され弄ばれるなど、お色気たっぷり。
精神的にも肉体的にも汚されそうになるなど、世の男性プレイヤーのどす黒い部分をくすぐってくれやがります。あんなエロい服装なのがけしからん。
まあ焦らしに焦らされた分、再会シーンは晴れやかな気持ちになれますね。ほんと2人には幸せになって欲しい。ただ、あとがきで書かれてる、次巻以降大きく舵をきりますの一文が激しく気になります。