乃木坂春香の秘密 12

乃木坂春香の秘密 12  Amazon
恋愛5コミカル3泣ける2
五十嵐雄策乃木坂春香の秘密〈12〉 (電撃文庫)アスキーメディアワークス,2010
シリーズ感想
五十嵐雄策さんの作品感想
修学旅行編もクライマックスなシリーズ12巻目。今回は春香ではなくて椎菜のターンです。完璧なかませイカかと思っていましたが、予想外の奮闘。しかし、触手に体を這われている椎菜を5分間も見守る裕人はエロい。
春香が途中で大きなサプライズつきで登場するのですが、タイミング悪すぎるよー。中盤は裕人にだけではなく、クラスメイトにも爆弾発言しちゃうなど何度かおいしい場面はありますが、いつもの鉄板ラブぶりはどこへ。


最後もネコ喫茶でキャラをはじけさせ、ギャップを見せる椎菜の活躍なのです。プラネタリウムで接近したり、必死のつぶやきの場面などは読んでいて涙が出てきます。ラブエロコメののぎーで涙流すとか想像しなかったよ。
おちゃらけや笑いなども交えて、真摯な思いを告げる告白場面は直視できません。私も実際に振られて、初めてその苦しさを知りました。元相方さんにもこのシリーズ読ませていたなーとか思い返してしまう私なのですよ。