秘曲 笑傲江湖 5

秘曲 笑傲江湖〈5〉少林寺襲撃  Amazon
バトル5燃える3コミカル2
金庸秘曲 笑傲江湖〈5〉少林寺襲撃 (徳間文庫)徳間書店,2007
シリーズ感想
金庸さんの作品感想
恒山派の窮地を救い、孤高の人だった令狐が女性人に囲まれる出だし。このシリーズを読んでいると、捨てる神あれば拾う神ありという言葉が何度も思い出されます。
若い女性に囲まれ、盈盈とのことで意味ありげな視線を交わされキャハハウフフな展開楽しいです。莫大先生も気持ちのいい男なので頼もしい。
それにしても、盈盈の行動には脱帽。ここまで慕われるなんて男冥利に尽きるかと。とはいえ望んでないので、悶えるしかないジレンマ。我慢した後の、軽口と頬を染めるやりとりには心が熔かされました。


思いもかけぬところで相対することになる、達人同士の戦いは燃えますね。誰が一番強いのかはやはり気になるところで、最大の見せ場です。
また魔教3人組と令狐が雪だるまになってしまい、そこに思い人の霊珊が愛の言葉を剣で交わすなど、面白すぎるシーンが満載です。最後には驚きのどんちゃん騒ぎもあり、懐かしの田ちゃんも登場したね〜。