お気に入り十冊

年内(去年)に私が読んだ本の中から選びました。以下日付順に。
野沢尚さんの『竜時』シリーズ
サッカーを扱った小説。野沢さんが亡くなられてしまったので、三巻以降が出ないのが残念です。
有川浩さんの『図書館戦争』シリーズ
検閲に立ち向かう図書館隊員の話。特に二巻は面白かった。
氷室冴子さんの『海がきこえる』シリーズ
土佐弁が出てくる恋愛小説。ツンデレ万歳。
矢崎存美さんの『ぶたぶた』シリーズ
山崎ぶたぶたさんの日常。最初の出会いは衝撃的でした。光文社から出されているのもかなりいい。
アゴタクリストフさんの『悪童日記
戦争を舞台にした作品。兄弟のしたたかさには驚かされます。
伊坂幸太郎さんの『砂漠
とある五人の大学生活。ちょっと痛快でちょっと切ない。
森絵都さんの『風に舞いあがるビニールシート
六つの短編が収められています。どの話も絶品でした。
津原泰水さんの『ブラバン
総勢三十四名が登場する作品。ブラスバンドについて淡々と語られます。
橋本紡さんの『ひかりをすくう
二人の日常が切り取られた物語。何があるわけじゃないけど、読んでよかった。
辻村深月さんの『ぼくのメジャースプーン
不思議な能力を持った少年の話。先生と少年の対話が楽しかった。