富士登山 2日目

ご来光を見ようと朝の1時半にお弁当を頂いて山小屋を出発準備。
私はトイレはここで入ったきりで下山するまで入りませんでしたが、チップが必要になってくるので小銭準備しとかないと不便かも。この2日でポカリは四リットル近く飲みましたし。
あと私のレグザたんはここでツイッターを覗いたのを最後に通信が途絶えました。他の二人は頂上でも問題なく使えていたので、きっとレグザたんだけダメやったんや……。


さてさて、Tシャツを長袖に変えていましたが、それでも夜は寒かったのでジャンパーを羽織りました。手袋をしても寒かったですが、山小屋をちょいと離れると明かりが私のヘッドランプだけで辺りは暗闇。
正直、かなりテンション上がりました! 最初は私が一番前でしたが、足元見えないということで一番後ろから照らすことに。特に誰とすれ違うこともなく、黙々と登りました。
ただ、途中で登山初の友人が疲労困憊な状態に。高山病かなと富士酸素やチョコを試すも回復せず。その内、雨も降ってきて困った状況に。
明かりは見えていたので、体力的に余裕があった私が友人の荷物を持ち、とりあえず七合目の山小屋を目指しました。


ここで休憩したおかげで余裕が戻ったらしく、友人が復活。とはいえ、無理されても困るので荷物は私が持ったまま八合目へ。ここは比較的歩きやすかった印象。合羽も着ていたので、上は四枚だったのですが雨に濡れたせいもあり少し寒かったかな?
八合目に到着しましたが、この辺りからさすがに疲れてきて、要所要所に置かれた「頂上まで○○○メートル ○○○分」を何度も見て、前進していることを確認していかないと心がへし折られそうでした。
まあこの看板も、10分弱歩いただけで所要時間が30分以上減るなど、本当に目安としての距離だったんですけどね。
八合目の山小屋も後半では、かなりの人が行きかっていました。想像以上には込んでいなかったので助かりましたが。悪天候のため、ご来光は見ることができなかったのが残念。
あと山小屋の前のベンチで腰をかけてお弁当を食べているときに、友人の帽子が強い風で飛んでいってしまったのは誤算でした。


九合目に向かう最中では雹にも降られました。こんな季節に雹が降ってくるなんて……とここでもまたテンション上がりました(笑)私は眼鏡があったのでまだマシでしたが、それでも直に雹と対面すると大変でしたよ。
途中の鳥居(?)には硬貨が埋め込まれていましたが、お賽銭みたいなものなんでしょうか。不思議。
記念写真を撮ったりするなど少しは余裕が出てきたのですが、ここで頭痛に襲われました。下山してもよくならなかったので、高山病ではなく寝不足の頭痛だったような気がします。
頂上では万年雪を見たり温かい甘酒を飲んだりして休憩。そして下山を始めたのですが、登りのときは何度も足を休めていたクロさんが走りだしたわけで……御在所のときと同じパターンか!?


クロさんが先を行くのを「遠いね〜」など言い合いながら二人でゆっくり下り始めました。
最初は達成感もあり時間が短く感じられたのですが、途中から日差しが強くなるし頭痛は相変わらずだし足の皮がめくれるしと踏んだり蹴ったりな展開に。
さらには前を歩く人が巻き上げる砂が顔に飛んできて、歩きにくいことこの上ない。トレーニングの一貫としてなのか、ジョギングで駆け下りる人も結構いましたが、みんなグラスとマスクをしていました。マスクは必需品かも〜。


七合目くらいまで降りてきたところで、体力の底がつき休む回数も増えました。最後は本当にゴールが遠かったです。六合目から五合目までこんなに距離あったか? と頭の中はパルプンテ状態。
最後の最後は、これから登り始めるであろう人たちを見ながら優越感に浸る……こともないほど疲れていました(苦笑)バスに乗り込んでから、すぐに寝たのは言うまでもありません。
午前1時半に山小屋を出発して、午後2時前くらいにバス乗り場でしたから半日動いていた計算に。富士山はもう当分いいです!!
帰りは渋滞にも巻き込まれ、帰宅は九時過ぎでした。色々ありましたが、クロさん運転手役お疲れ様でした〜。