段位認定大会

将棋で奮闘しているブレインさんに触発され、年明けから囲碁にはまってるのですが、中部棋院で行われている段位認定試験を受けに行きました。
囲碁で段位を取得しようとすると、免状を取得する際の寄付金で諭吉さんが何枚も飛んでしまうんで(極端な話、八段取得には百万円以上)これまで躊躇していたのですが、認定大会で4戦全勝すれば無料で取得!
大会の参加料だけで済むというせこい考えで、一度挑戦してみることに。初段で申請しました。


1戦目は小学校低学年くらいの男の子。初段同士。1ヶ月ぶりの碁盤の感触が懐かしく、かつ緊張していたので指が結構震えてしまっていましたよ。模様を張ると見せかけて、早めに実利を稼ぐ展開で勝利。
ここでお昼を食べに、先月の大会でも入ったラーメン屋さんで今回もチャーハンセットを注文。お腹にいれなきゃと思ったものの、緊張で食欲あまり湧かなかったのが残念無念。
あと、コンビニにて前回はブルーベリー味ののど飴を購入しましたが今回はブルーベリーのガムを購入。


2戦目も低学年くらいの男の子。初段同士。今回はお互いに模様碁になりました。正直劣勢かなと思っていたのですが、数えてみると10目ほど勝っていて一安心。
3戦目は高学年くらいの2段の女の子。こちらの注文を無理矢理利かせまくったので、打ちやすかったです。ただ周囲のおじいちゃんたちは軒並み女の子の味方でしたし、そういう意味ではやりにくかったー。
終局後、友人と思われる女の子に「私、負けちゃった」と伝えていたのが印象的。まじ大人気なくてすいません。


そしていよいよ最後の4戦目は低学年の男の子。3段。小さい子としか当たらない日でしたね。右隣も全勝同士でしたが、こちらも小さい子供同士でした。
思い返してみれば、参加者の半分くらいは同じ所属の囲碁倶楽部の子供たちだった気もします。同じシャツ着てましたし。
小さい子って打つの早いですし、隣の盤面を覗いたりする余裕があるので驚きます。羽生さんの本にもそんなこと書いてあったなと思い出したりも。


定石選択ミスから序盤から大きく劣勢でしたが、相手のスピードに付き合わずにとにかくゆっくり打つこと、詳しくは読めなくても手抜きやツケなど相手の想像外の手を打つことを心がけました。
そのおかげか、相手の終盤にミスが数回でて何とか勝利しました。まあそのミスも相手の表情から気づいたりとか老獪な戦術を使いましたけどね。ふぉっふぉっふぉっ。
そんなわけで見事初段の免状をゲット。一ヵ月後に送られてくるそうなので、今から楽しみです。
ただ、免状取得の際に会員になることが条件だったことを見過ごしていて……。会員になれば大会とかの参加費に割引があるからまあいいか。