生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4

生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4  Amazon
ギャグ4萌え4癒し2
葵せきな生徒会の四散 碧陽学園生徒会議事録4 (富士見ファンタジア文庫)富士見書房,2009
シリーズ感想
葵せきなさんの作品感想
あいもかわらず生徒会室美少女だべり劇場シリーズ4巻目。
占いの話では、知弦さんが提案した握手占いに笑った。ハーレムハーレム言ってるわりに杉崎も大したことないなと思いつつ、知弦さん相手ならドギマギしてしまうのも仕方ないか。手のひらで踊らされていても本望です。
夢を語り合おうとする話では、深夏がかわいかったです。子供のころの夢そのものがかわいいのは当たり前で、言ったときの反応に、周囲の雰囲気に対するリアクション全て魅力的。ニヤニヤできますよー。
生徒会メンバーに関する雑学を暴露する話では、真冬ちゃんに対する半漁人ネタが笑えました。深夏からのシャケの写真が駄目押し。真冬ちゃん自身が爆発するのもいいけど、いじられるのがさらに好ましいです。
再びのラジオ番組の話もあり、決まった一言しか喋ってはいけない斬新過ぎる企画が。最初は下らないと思いましたが、杉崎の無理矢理すぎる掛け声と、知弦さんの冷静な合いの手をゴリゴリ続けられると笑ってしまう。
最終話では生徒会にある変化の流れが舞い込んできて、さらには真冬ちゃんが大胆な行動に出る話。いつになくシリアスだなーと思っていたけれども、そこはこのシリーズ、落としどころはちゃんとあります。
ただこの手の話題を振られると、他の話を読んでいてどこまで身を任せていいのか悩む部分も。適度にいい話にまとめるのもバランス難しいな。……バランスといえば、今回あかちゃんを褒めるの忘れてた(笑)