本当はエロい七花、時跳び!

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萌え01
久住四季七花、時跳び!―Time‐Travel at the After Schoolアスキーメディアワークス,2010
本当はエロいシリーズ感想
久住四季さんのエロい作品感想
タイムトラベルをすることが出来たら、歴史や運命を変える事だってできるわけですが、エッチなことにしか興味がない健全な男子高校生なら、そんな大それたことは考えませんよね。
カップラーメンどころか、女の子を落とすために時間をかける必要もなくなるわけです。ひたすらエッチなことばかりを繰り返すのかな。
プリーツスカートが風をはらんでひらひらしてるの見ると、思わず跳び付きたくなるもんな」そんな変態発言をする柊が、後輩の七花をおもちゃにする話。ネタバレ全開なので、未読者は閲覧禁止。
初っ端から七花がいやらしい姿を見せてくれます。スカートがずり上がりふとももどころか、恥ずかしい部分を含めて全てをさらけだし馬乗りになった七花にゆっさゆっさされます。もちろん初体験ですが、血はでなかった模様。
この出来事も柊が仕組んだことなのに、「私はこんなことしたくなかった」という七花に対して、「勝手に見せてくれたわけだから。僕何にもしてないから」という鬼畜発言。
次の日も七花の制服やスカート、そして下着が柊の目から消え去り……そして馬乗りになる七花。さらに柊の命令により、柊の前だけではなく友人の鈴ヶ森の前でも恥ずかしい格好を、自らの手で晒すことになります。
少し可哀想ですが、泣きながら「先輩お願い、意地悪しないで、許して」なんて言われたら、柊でなくとも嗜虐心が湧いてしまうのも仕方ないのです。
そんなわけで、退屈な日常は終わり、楽しい楽しい柊と七花の秘密の部活動が始まります。


柊が立ち上げた未来研は、趣味的な理由で創った部活で、獲得した部室を勝手に使用することが目的だったわけで。部員は「餌」で釣ったようです。
第2章での未来研の活動内容は、スカートをたくし上げる七花の、白いふとももやスカートの中をじっくり堪能することなので、なんともうらやましい。
それだけでなく、はいてない七花のスカートを、無理矢理捲くりあげたりも……柊はこの日、裸を撮影したビデオを手にすることになります。


第3章は、不純異性交遊してるところを先生に目撃される話。しかし柊は卑劣だな。授業中に部室で七花と淫らな行為に耽っていたことがバレた際の言い訳が、「誘ったのは七花だから」ですからね。
拘束されたままで喋ることができない七花を尻目に、「こう見えて七花の性欲はすごいからね」と先生に告げるとか最低過ぎる。
その後も柊の甘く、しかし下劣な罠に捕らえられる七花。「せ、先輩! やめてください! そんなのひど過ぎる!」「あ、だ、だめ、そんなに奥まで入れちゃ……!」「やめてください! お願い、中には出さないで……!
もちろん、七花の叫びなど心地よいBGMとしか思っていない柊は、ねっとりとした中身を一気にぶちまけす。「わたし嫌だって言ったのに……、お願い、したのに……」ゾクゾクしますね。


最終章では、タイムトラベルそのものに大きく踏み込みます。柊が3年後に跳ぶのですが、2人っきりの部屋に柊を上げ服を脱ぐよう促し、キスも自ら行う未来の七花。
また未来の七花は、タイムトラベルも出来なくなっているのですが、理由を尋ねると「先輩? 言わせる気ですか?」との返事。……これは柊と初体験を済ませたからってことなんでしょうかね。
なんにせよ、柊はこの未来での体験を通して、運命の決定論を信じきってしまっていた自分を恥じます。なかなかいい青春物語だったなー。


確かに、運命が全てあらかじめ決まっていること、なんて言うのはつまらないと私も思います。やっぱり未来は様々に変化してもらいたいところ。知らない部分は、変化の余地があった方がいいでしょう。
この物語にしても、3年後の七花と柊は普通のカップルみたいにイチャイチャしてたけど、実は七花の服の下はすごいことになっている……そんなプレイを行っている未来があると思った方が、楽しいですよね。


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