和歌山 二日目

朝のお勤めは、ちゃんと起きれるのか心配でしたが少し遅くなるらしく7時からだったのでノー問題。普段でも6時半のようです。
なむなむしていると住職の説法が始まりましたが……何言ってるか分からず。相方さんもあまり聞き取れなかった模様。耳が遠い私が聞こえるわけがありませんね。残念。あと、お賽銭用の小銭を持ってくればよかったかも。
そうそう宿坊という形式上、宿泊ルールみたいなのもちょっと変わってきて面白かったです。宿泊中に亡くなると見舞金が出たりとか。
夕飯もそうでしたが、ご飯はおいしかったです。おなかもいっぱいになったところで、ゆっくりしたいところでしたが奥の院へ向かいました。赤松院が奥の院に近かく、チェックアウトまで荷物を置いて動きたかったので。


ところ狭しと並んでいるので、かなり時間を食いましたよ。後ろから何人も追い抜かれてしまいましたし。織田に豊臣、武田に毛利、はたまた明智光秀や石田光成と節操が無い。亡くなったら敵味方関係ないみたいです。
パナソニックの碑には名刺入れがあったり、初代市川団十郎の墓碑もありました。

奥の院までたどり着きましたが、そこでは小さな子供もお経を唱えていて驚きました。
そろそろ戻ろうかなと思っていると、なにやらみなさん端に並んで、何かをお待ちのご様子。なにごとだろうと待っていると、お坊さんがずらずらと行列になって歩いてきました。


後で調べたところによると、なんでも3月21日は弘法大師が御入定された日だったのです。……知っておけよという話ではありますが、住職も教えてくれればよかったのに。住職のいけずー。
帰り道は来た道とは異なる駐車場沿いの場所を歩きましたが、そのおかげでしろあり供養塔などをこの目で見ることができました。


他にもヤクルトだとか福助だとかロケットの形したのとか、企業系は斬新なものが多かった印象です。


赤松院に荷物を取りに戻り、まずは苅萱堂で物語を読み、その後お土産屋さんでみろく饅頭を購入しちょいとお茶してました。
なにせ寒いのです。私は大丈夫でしたが、相方さんはカイロを貼りまくってましたし。これでも昔に比べれば温かくなったんだとか。雪は降ってませんでしたからね。
休憩後はちょいと迷いつつも、角濱でごま豆腐を購入……と思いきや、今日中に食べる人でないと購入させてくれないとのこと。残念無念。ただ、御入定された日とのことで無料でごま豆腐が振舞われていたのでご馳走はなりました。うまうま。
高野山大学前で写真を撮った後に、霊宝館へと向かいました。無料のコインロッカーがあったのは助かるところ(私の鞄は入らなかったので結局持って歩いたのですが)


ようやく高野山を出たのは何時だったのやら。ケーブルなどを乗り継ぎ、いざ白浜へ。特急こうやの中で、相方さんが隣の電車を見てガンダムみたいと叫んだのを近くのご婦人に聞かれて失笑されたのが思い出深いです。


また、和歌山で乗り換えようと電車を降りたときに向こうのホームにたま駅長のラッピング電車を発見しました。

もう一枚撮ろうと考えた瞬間、別の電車が間に入り込んできたので、思わず私は重たい荷物を相方さんに全て預け、目標のホームまで走り改札付近で撮影開始。見かねた駅員さんが改札を通してくれましたよ。ありがとうございます。


長い長い電車の旅を終え白浜に到着したのは、夕方の5時くらいでした。宿泊場所のビジネスホテル銀翆へは巡回バスで。銀翆を出て道路を渡ると、すぐそこに素敵な海辺風景が広がっていました。


砂浜をブラブラした後は、ご飯屋さんへ目指しました。足湯に入ったり手湯で温まったりながらですけれどね。
最初に向かったバーは満席だったので、九十九に入りました。普段あまりビールを飲まないので、ナギサビールはこれと言った感想はないのですが、二杯目に飲んだツクモレモネードがおいしかったです。お気に入り。
はちみつのかかったピザもうまかったー。さんざん飲み食いしましたが、電車旅だったのでお昼をハンバーガー一個で済ませていたので、お店を変えて和歌山ラーメンも食べました。わはは。