奈良 1日目

名古屋から奈良までの往復と奈良周辺のバスが乗り放題のチケットを購入し、いざ奈良へ。特急料金は別とはいえ、これだけついて5千円弱というのはありがたいです。車内では会話の流れを反省。強く言い過ぎたかも。
ホテルは奈良駅近くに取ることができていたので、まずは荷物を預けに行きました。時期も迫っていたのに、素敵なホテルを取ってくれた相方さんには感謝感謝。まあ、部屋にアメニティが1人分しかなかったのはご愛嬌。
セント君を目撃しつつ近くの商店をぶらぶらし、お昼も近かったのでお菓子をゲットしお腹をごまかしてとりあえず東大寺方面へ。
なだらかな坂を上っていくと、想像以上の行列が出来上がっていました!

思わずどこのコミケだよと写真を撮ってしまいましたが、興福寺で特別に公開されている阿修羅像見学の列。3時間待ちだったので諦めました。後日、大学の先生に聞いたところ、絶対に見なきゃと言われたようですが。
仏像の解説ブックを片手に、順番にいくつか仏像を見ていきました。踏み潰されてる餓鬼の表情が苦しんでるのやらちょっとのんびりするものなど、様々だったのが気になりましたよ。


お目当ての鹿はすぐに見つかりました。せんべい購入しなくても寄ってくるほどだったので、よっぽど人になれているんでしょうね〜。
ヤギの角を切ろうとすると痛がる話を本で読みましたが、鹿さんはどうなんだろう。一応、血をダラダラ流している鹿は見ませんでした。



当初は鹿を見かけるたびにカメラを向けていましたが、これだけいるとさすがに満腹になりましたよ。鹿がいて当たり前な日常風景。車は混んでいたので、みんな鹿に乗って移動すればいいと思う。駐鹿場とかありそう。
そして公園から博物館へ突入したのですが、これが全ての失敗のもとでした。隅々まで一通り見なきゃという習性が働いて、出たときには4時過ぎ。お昼も食べていない上に、東大寺は5時までだったので見れないし……。
なにはともあれ、印象に残っているのは誕生仏像です。これまで私の中にあった仏像のイメージが崩れました。誕生した際のポーズらしいのですが、なんだかとっても楽しそうな表情と姿勢なのですよ。
後の時代のもののほうが、圧倒的に掘り込まれているし衣服の折り目など技術的にもすごいと思うのだけれども、古いものが国宝に指定されるんですね。後ろから打ち込んで浮き上がらせた仏様もすごかったな〜。
青銅器関連は使い道がよく分からないものもありました。名前は違っても、用途は一緒じゃないのかしらんと思うものも。
指が六本ある仏像がないかな〜とか探しましたが、見当たりませんでした。顔がいっぱいあるのならあったのですが。そんな風に突っ込みを入れようとしたり、さんざん茶化しながら見学終了。


ホテルに一旦は戻りましたが、お昼を食べていなかったこともあり、夕食を食べに早々に出かけました。色々見て廻りましたが、柿の葉寿司や茶粥などの名物系は明日にしようとうどん屋さんへ。
雨が降っていましたが、アーケードの中だったので比較的移動は楽でした。入ったお店の名前はふる里だったかな? くず蕎麦を頂きました。……変則的とはいえ、名物のくずきりを食べちゃいました。
その後は近くのスーパーでお菓子とお酒を購入し、ホテルでチビチビ食べつつ飲みつつ就寝。あんまり場所を廻れなかったとはいえ、歩いたことは歩いたので、足が予想以上に疲れてましたね〜。