本当はエロいねこシス

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萌え01
伏見つかさねこシスアスキーメディアワークス,2009
本当はエロいシリーズ
伏見つかささんの本当はエロい作品感想
服も着ずに外を歩くのが大好きな東雲家の3女が、一族の女にだけ伝わる一夜の儀式を経験します。気持ちなどではなく身体の相性が大事だそうで、これまで失敗ばかりでしたが、初めて成功し女の子が1人生まれます。
3女は10歳くらいの女の子ですが、まあ電撃文庫では9歳でセックスして子供を作ってしまう話もあるくらいですから、まだまだ大丈夫ですね。以下、ねこシスのネタバレ満載なので未読者は注意。


これまで愛玩用として可愛がられていた美緒ですが、儀式を経てついに年がら年中エッチできる身体になります。
美緒は儀式を終えて一糸まとわぬその身体を、千夜子と鈴に代わる代わるかわいがられるわけで。悲鳴を上げてしまうほどの強さかと思えば、くすぐる程度の優しい愛撫だったり。思わぬ快感に声も出せないほど。
人生で初めて経験する感覚に、涙を浮かべつつ、抱っこしてもらおうと千夜子に飛びつく美緒ですが失敗。千夜子はさっきまで散々かわいがっておいて、体液がついて服が汚れてしまうわとつれない返事。ひどい。
穴からあふれ出てくる分泌液を、鈴がティッシュでかいがいしくふき取ります。美緒は声が出ちゃいそうになるのを我慢して、身体をくねらせるものの、鈴から声を我慢しなくていいんだよと囁かれます。


お風呂へ連れ出されますが、女性としての生に目覚めたばかりの美緒の膝は、がくがく震えるばかりで立ち上がることが出来ません。足腰が安定せず逃げられない美緒を、よこしまな笑みを浮かべて追い詰める鈴。
片足と両足を使ってぐいぐい押さえつけ」られ、裸を嬲られる涙目の美緒ちゃんのイラストには、私もつい怪しげな気分になってしまいますよ。
おにぃ、あくまぁ……」「な、なにをするおつもり……ひぃぃ〜」と美緒は叫びます。美緒ちゃんは本当にウブですな。そんな言葉の数々は効力をはっきするはずもなく、それどころか男の被虐心をくすぐるだけです。
道具によって頭を拘束され、毛が多い茂るアソコもぴくぴく痙攣してしまいます。目をつぶって耐えることしかできない美緒。「はだかじゃ、外に出られないのです?」の言葉が痛い。
これまで「お散歩」といえば裸で出歩くしか手段がなかったですが、グッズにも興味が……例えばローションなどにも興味が湧いてきます。大人のオンナに憧れるのはいいけれども、ほどほどにね。


白濁液しか飲ませてもらえなかった美緒ですが、儀式を終えたのでさらに大人の飲み物を「舌を長く伸ばし、おそるおそる、ちろっと舐め」たりも。舌を中に入れたまま、再びアソコをぶるぶる痙攣させる姿がかわいらしい。
とはいえ、まだまだ経験が浅い美緒は飲み込むことができないものもあります。一心不乱に貪るお姉さまがたを横目に、手技が未熟なために涙を流しつつも、お姉ちゃんたちの力を借りて、ごっくんさせてもらいます。
おいひいですぅ……(はーと)」「とろとろになっちゃいそう……(はーと)」快感を覚えたばかりの娘って、呂律が廻らなくなるものかな。


みんなの前でトイレをするのが当たり前だった美緒にとっては、人通りもあまりない山への「お散歩」と称する、野外目隠しプレイなんてお手の物。
それどころか、鈴に逆襲します。シャツの中に潜り込んできた美緒の手の動きにつられて、鈴は身体やアソコをぴくぴくヒクつかせてしまいます。
それを見逃すわけがない美緒は、本能を発露させ両手のみならずあえらかな唇も駆使して、鈴を責め立てます。お尻を押さえて逃れようとしますが、もがけばもがくほどますます激しくさせるなんて鬼畜ですな。


恥ずかしい格好なので家に閉じ込められる美緒ですが、抜け出して本性を顕し、全裸で学校に入り込みます。よっぽど嬉しかったからでしょうか、パンツも汚してしまい鈴のものを借りる始末です。
クラスの自己紹介では、普通の女の子なら言えないような特技や好きなものを連呼。授業中におしっこのやり方を周りに聞こえるようにつぶやいてしまったり、猫と交尾したいですか発言などの爆弾を落とします。
獣姦すればいいのにという発言には、さすがの私も聞き捨てなりませんでした。そうそう関係ないですが、犬の精子の味は人間と違うらしいですよ。


部屋にエッチな本がいっぱいある千夜子は、屋上で雄と焦らしプレイに励みます。「人の指までぺろぺろ舐めて……ほんとうに浅ましい生き物ね。そんなにがっつかないで頂戴」は、読んでる私もイケナイ気持ちになりました。
ティッシュで液体を拭き取りつつ相手に首輪を嵌めこんだり、鈴や美緒に見られているのが分かった後でも、アソコの付け根をコリコリ……。嬉しそうにお仕置きを受け入れているので、お似合いのカップにも見えますけどね。


鈴と美緒が病院に裸で入り込み、お互いの舌で裸体を舐めあうプレイもありました。彼女たちの舌で舐められると、ザラっとしているらしいのです。そして水攻めサディストなお嬢様の館に忍び込みます。
案の定捕らえられてしまった二人は、首輪を嵌められ、人間に対する仕打ちではない、想像を絶するお嬢様の躾を受ける羽目に。暴れれば暴れるほど、ヤリがいがあるとニヤつくお嬢様。
大勢の警備員やメイドが見ている前で、可憐な乳房や恥ずかしい股間の茂みを曝け出してしまいます。また、これを友人にも見られてしまったので、鈴がもう二度と学校に行けないと塞ぎ込む気持ちもよく分かります。


まあ陵辱風味で暗くなるのもここまで。妹を救うべくお嬢様以上に変態な千夜子がやってきて、調教が始まりますから。
学校の屋上で手名づけていた雄をボスとした、その眷属たちに襲われもみくちゃにされるお嬢様。「ひきゃぁぁあぁぁぁ――――ッ!?」の断末魔も、群がる身体に押しつぶされてしまいます。
ドSなお嬢様の精神が崩壊してしまうくらいなので、たくさんの雄におしっことか分泌液を擦り付けられて、所有物と看做される程度の仕打ちは受けたのでしょう。なむなむ。


そんなわけで、とある秘密を隠して生きる姉妹の物語でした。さすがに、俺妹のルーツとなった作品だけあって裸体率が高いですね。
黒猫さまが「この娘たち、なんだか他人という気がしないわ」とおっしゃるのも納得です。いずれ黒猫さまも裸を晒したいということですよね!? レズプレイに走りたいということですよね!? 桐乃とですよね!?


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