いぬまるだしっ 1

大石浩二『いぬまるだしっ 1 (ジャンプコミックス)』集英社,2009
大石浩二さんの作品感想

ぽっぷな表紙でだまされかけましたが、丸出しな園児の話です。一話目はそのテンションに慣れるのに使い果たしてしまいましたが、二話目からはわりと素直に笑えました。いえ、下ネタ好きなわけじゃないんですけどもね。
そもそも、ネタの数々が私を狙い打ちにしていてやられちゃいます。丸出しなんだから、対象年齢的にもっと下なのかと思っていましたが、どう考えてもネタ的に大人が狙われてますよね？
脳内メーカーとかアナタのコト〜ちゅきダカラ、夜しか見れないあおいそら辺りはお気に入り。

大人相手には大暴走ないぬまるくんですが、園児相手にはわりと大人しめなのかな。カードバトルの話はシュールな上に投げっぱなしなオチが面白かったし、展望台からいぬまるくんを追いかける話はツボにはまりました。
丸出しないぬまるくんが騒動を起こすという筋書きは同じですし、ギャグ漫画だから一つ一つの話は短くて話数自体は多いのですが、似たような感触の話がなかったのが不思議。面白かったー。
あと、みなみ先生かわいいと思います。デフォの方が。特異な世界では普通なのが貴重なのですよー。