世界でいちばん大嫌い 6

世界でいちばん大嫌い 6  Amazon
シリアス4コミカル3恋愛3
日高万里世界でいちばん大嫌い (6) (花とゆめCOMICS―秋吉家シリーズ)白泉社,1999
シリーズ感想
日高万里さんの作品感想
本庄(弟)に思いのたけを告げられて戸惑う万葉の話から始まります。こういう展開のときは、杉本の軽さが心地よいですね。ほどほどにミハルちゃんと近づいたし、弟にとってもいい経験だったかと、ちょっくら上から目線で〜。
杉本とともに、扇子もどうに入った女友達っぷりで万葉を引きずっているのが好印象。魂で縛ってましたけど、きっと気のせいでしょう。
万葉を見守る扇子をさらに見守るのが、本庄(兄)なわけで。相変わらずマイペースな行動で、扇子の魅力的な表情を出してくれます。


さてさて、ひと段落したかのようにみえた日常に爆弾を落とすのは、杉本の血縁者かと思われる杉本先生の存在です。
夜の海イベントなど、かたつむりのようにノロノロとはいえいい距離感がつかめてきた杉本と万葉ですが、先生の存在が不気味で怖いですよ。最後のコマなんて危険なにおいがプンプンしますしー。