IQ84

84という数値は『アルジャーノンに花束を』の主人公よりはIQ高いのかな。というより、今検索してみたら「85–115の間に約68%」らしいので、低すぎるわけではないのでしょうね。
ただ、きっとこの微妙に低いというのが曲者のように思われます。このラインだと不自由な部分があっても、周囲の理解を得ることが大変なような気がしますので。この生きにくい世の中でいかに幸せな生活を感じ取れるかが、テーマになってくるんだろうな。


そもそもIQなんてゲームでもない限り測定する機会がほとんどないので、私自身もどんな数値が出てくるかまったく予想できない。もしかしたら、低いかも知れないし……。むしろ知りたくなかったという結果になりそうな予感。
万が一、悪い結果を知ってしまったときの受け止め方も重要になってくるのでしょう。どんな風に描写されているのかな気になります。


そんなことを村上春樹さんの新作を空目して考えていました。ネットを見る限り、少なからずこの勘違いをしている人いるみたいですね。