世界でいちばん大嫌い

日高万里『世界でいちばん大嫌い (1) (花とゆめCOMICS―秋吉家シリーズ)』白泉社,1998
シリーズ感想
日高万里さんの作品感想
同期に借りたので。どこかで見たことある絵だなと思っていたら、ＶＢ書いてる人なのか。妹のパソコン周辺に置いてありました。秋吉家シリーズらしいのですが、とりあえずこれから読んでも問題はなさそう。のっけの紹介にはついていけませんでしたが。
かっこよくてモデル体型の女子高生・万葉が、弟の保育園の先生に恋しつつ、ちょっかいかけてくる美容師の杉本に絡まれてしまう話。
万葉は結構大人の対応するのかなと思っていたのですが、アクシデントにむちゃんこ弱いな。素直になれない万葉が、杉本に転がされていく姿にニヤニヤです。しかし、この年齢で７歳差ってありなのか……。
とにかく、万葉は少年誌だったらツンデレ一直線な感じ。髪を切った後の、扇子に対しての開き直りとか、いい性格になってきましたね。
いや、一番のツンデレッタは扇子かも。ばーかばーかと言いつつ、友人の背中を押す扇子には報われなさ感も漂っており好感触です。