屍鬼 3

屍鬼 3  Amazon
ホラー7鬱3
藤崎竜屍鬼 3 (ジャンプコミックス)集英社,2008
シリーズ作品感想
藤崎竜さんの作品感想
村で続発する死の謎に対処しようとする人々を描いたシリーズ3巻目。尾崎がいらだつほど追い込まれた状況から始まります。「お前は時間を浪費した!!」の表情には、正直ぞっとしました。こういう反転が一番怖いとも言えますよね。
登場人物たちにしてみれば、普通の生活の中に死がうずまいているわけですから、どこかへ逃げ出したくなる気持ちも分かるな〜。明らかな不審者だったら近づかないなど多少の対処はあるものの、身近な人から襲われる恐怖って絶対に耐えられないと思うし。
子供も大人も徐々に核心に迫っていっている感じはします。ただ事態が好転する材料が見当たらないのが辛いところ。原因解明はまだ先の話になりそうです。