ライトノベルで読書感想文を書くための七つの道具

さて、探偵の七つ道具にこじつけて語る読書感想文の書き方ですが、残った道具は「双眼鏡」「ミニカメラ」「ネクタイ式ロープ」の三つ。
その中から今回は「双眼鏡」を使います。双眼鏡を使えば、肉眼よりも遠くのものがはっきりと見えますよね。本を読むときは目を離して読もうとか、そういうことじゃありませんよ。
本の感想を書くときに、その本ばかりに目を向けずに、ちょいと遠くにも目を向けてみないかなという話。ちょいと遠くというのは、同じ作者の他作品だったり、似たような雰囲気を持った作品のことだったり。
比較してみて興味深い結果が出たなら、感想だけではなく分析も含んだ面白いものが書けると思います。
小説の古典作品を読むときは、作者がそれを書いた背景を考えたりしますが、そういう感じのことをやるわけです。例えば、作者はこの年に娘を亡くしているがそのことがこの作品に影響を与えている、みたいな。
まあでも、これをやるには作品をいくつか読んだり作者のブログを覗いてみたりと時間がかかるので、毎日の感想にはあまり使えないかも。私も一回しかやったことありません。
どんなに時間をかけても読み込んでみたい。そんな作品や作者と出会うことができたら使ってみたい手法ですね。


つか、この「ライトノベルで読書感想文……」元々は読書感想を気軽に書いてみませんかって言いたかっただけなのに……。ライトノベルにはほとんど触れてないし。ライトノベルのほうが一般の小説より感想文を書きやすい理由も、いくつか浮かんでるんだけど書けてない。
それもこれも、七つ道具とか銘打ってしまったのが原因かも。それでもいい始めたからには、七つ全部書いてしまいたいと思いますが。ミニカメラは簡単に思いつくけど、ネクタイ式ロープ思いつかないな〜。