ライトノベルで読書感想文を書くための七つの道具(仮)
前回のアレ
勢い書いてしまったけど、探偵の七つ道具は何があるのかよく知らなかった。ググってみても、パソコンだとかなんだとか、最近の探偵の七つ道具しか出てこなかったし。ようやくヒットしたのが、これ(529)。孫引きだけれども抜き出すと、「ルーペ・双眼鏡・ミニカメラ・バックミラー式眼鏡・ペンシル式懐中電灯・ネクタイ式ロープ・ヤスリ」かな。前回の虫眼鏡はルーペということで。今回はヤスリで削ります。
さて、物語の中のどの部分に注目するかを決めることが読書感想を書く第一歩ですが、選んだ部分は出来るだけ削ったほうがよいです。異能力が飛び交ったり、ファンタジーな設定が多いライトノベルの場合はとくに。
なぜなら感想を書く際に、「〜(本の内容)〜という部分が〜(感想)〜」が基本的な構造ですが、この(内容)部分は出来るだけ短いほうがいいからです。長すぎるとあらすじを抜き出しただけと言われます。また、(内容)部分を削って削ってテーマレベルまで削りつくせば、自分自身の体験と照らし合わせやすく(感想)が書きやすいでしょう。
ええとつまり再び『とある魔術の禁書目録』を例にするならば、ある部分を削っていくと結局、「普段は落ちこぼれの主人公だったが、とある分野では天才だった」みたいな話にできます。というかします。そうすれば、「勉強は苦手だけれども、運動会では活躍できた」みたいな誰でも持ってるような話と絡ませて、自分語りができるでしょう。
ライトノベルに敢えて挑戦する必要性があるかは分かりませんが、ライトノベルでも読書感想文は書ける。そんな感じで。