霞田兄

東京『失楽園』の謎

太田忠司『東京『失楽園(エンジェル)』の謎 (ノン・ノベル)』祥伝社,1997 小説家で素人探偵の兄・志郎と漫画家の妹・千鶴の兄妹が活躍するシリーズ第一部完。オフ会で東京に出かけるんですが、千鶴の東京に対する印象が私と似ていて面白かったです。 千鶴は…

巴里人形の謎

太田忠司『巴里人形の謎 (ノン・ノベル)』講談社,1996 霞田兄妹シリーズ五作目。いつもは妹の千鶴に引っ張り出されて、仕方なく探偵業に精をだすといった感じの志郎ですが、今回はちょいと雰囲気が違います。 同級生が殺されるなど高校時代の志郎の話が、そ…

太田忠司『維納音匣(オルゴール)の謎 (祥伝社文庫)』祥伝社,2001 妹の千鶴に引っ張られて事件に関わってしまう素人探偵・志郎の苦難を描いた霞田兄妹シリーズ四作目。刑事である三条からデートに誘われたイベント先で、千鶴が事件に巻き込まれてしまう話。…

太田忠司『伯林水晶の謎 (ノン・ポシェット)』祥伝社,1998 類似検索 霞田兄妹シリーズの第三弾。志郎が大学時代に独逸語を教えてもらった先生を見かけたことから、兄妹は事件に巻き込まれます。推理力は前二回の事件で実証済みなのに、素人が捜査に口を突っ…

太田忠司『倫敦時計の謎 (ノン・ポシェット)』祥伝社,1998 類似検索 小説家の兄・志郎と漫画家の妹・千鶴が推理を展開する太田さんの国名シリーズ(霞田兄妹シリーズ?)二作目。題名にあるように今回は時計がポイントです。んでもって、殺される方々は悲惨…

上海香炉の謎 (ノン・ノベル)作者: 太田忠司出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 1991/11メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る最初の感想は、太田さんが普通にミステリやってるよーと言う感じです。まあ、一番の面白みは三条刑事。無愛想・怪しげな…