読み物

ゴールドマン・サックス (上)

チャールズエリス『ゴールドマン・サックス (上)』日本経済新聞出版社,2010 チャールズエリスさんの作品感想 ゴールドマンサックスの歴史を綴ったものです。上下巻で読み終わるのに、かなり時間を使いましたよ。 全てが時系列順に並んでいるわけではありま…

先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!

小林朋道『先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』築地書館,2010 シリーズ感想 小林朋道さんの作品感想 カエルがヘビを威嚇したり、人間が赤ちゃんをかわいいと思ってしまうのは、全体のイメージからではなく一部…

逆面接―質問するから騙される

清水佑三『逆面接―質問するから騙される』東洋経済新報社,2006 清水佑三さんの作品感想 逆面接について書かれた本。逆面接は判断に迷うことがないらしく、受験者の隠された素顔を暴くものだそうです。 まずは従来の基礎知識から。面接者が履歴書に書いてきた…

投資信託主義 ――時間と資産の正しい法則

藤沢久美『投資信託主義 ――時間と資産の正しい法則 (角川oneテーマ21)』角川グループパブリッシング,2008 藤沢久美さんの作品感想 自分自身への投資が一番大事というテーマなのかな。感想を書き始めるまで副タイトルをまったく見逃していましたよ。 効果的な…

先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!

小林朋道『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 鳥取環境大学の森の人間動物行動学』築地書館,2009 シリーズ感想 小林朋道さんの作品感想 子リスがカタカタカタ言わせている秘密を知るために、フェレットの面倒を一生見ることになってもかまわないと…

日本でいちばん大切にしたい会社 2

坂本光司『日本でいちばん大切にしたい会社2』あさ出版,2010 シリーズ作品感想 坂本光司さんの作品感想 タイの難民キャンプに眼鏡を持っていった富士メガネを初めとして、素敵な企業が紹介されている本。奉仕の精神だけでなく、企業として成り立っているのが…

できる人、採れてますか?

川上真史『できる人、採れてますか?―いまの面接で、「できる人」は見抜けない』弘文堂,2004 川上真史さんの作品感想 仕事上面接をやることになったので、情報集めとして読みました。就活の際の対策系もそれほど読んでいたわけではないので、ある意味新鮮。 …

先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!

小林朋道『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学』築地書館,2008 シリーズ感想 小林朋道さんの作品感想 大木にスルスルと登る能力がある教授の動物に囲まれた日常を綴るシリーズ2巻目。尊敬という感情が、必要…

本の読み方 スロー・リーディングの実践

平野啓一郎『本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP新書)』PHP研究所,2006 平野啓一郎さんの作品感想 速読コンプレックスからの解放を目指す本です。ちなみに平野さんは芥川賞作家さん。高校のころにちょうど受賞の辺りで、手にとって見たけれど読む…

先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

小林朋道『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学』築地書館,2007 小林朋道さんの作品感想 「巨大なコウモリが侵入したか。……すばらしい。」など、なんともお茶目な先生の日常が綴られています。私の日常とは全然違うの…

投資の科学

マイケル・J・モーブッシン『投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い』日経BP社,2007 マイケル・J・モーブッシンさんの作品感想 専門分野間の交流の重要性が最初に書かれています。構成は「投資哲学」「投資心理学」「イノベーションと競…

人を動かす

デールカーネギー『人を動かす 新装版』創元社,1999 デールカーネギーさんの作品感想 打順さんに薦められて読みました。人間関係についての本です。基本構成は、ルーズヴェルトやリンカーンなどの有名人の事例や一般市民での体験談を引き合いにし、褒めるこ…

投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然

ロバート・J.シラー『投機バブル 根拠なき熱狂―アメリカ株式市場、暴落の必然』ダイヤモンド社,2001 ロバート・J.シラーさんの作品感想 あまり関心をもたれていなかった行動ファイナンス理論などを用いて、現在の株式市場の水準を説得力のある言葉で表現して…

最新 入門の入門 債券のしくみ

五十嵐秀二, 高橋栄二『最新 入門の入門 債券のしくみ』日本実業出版社,2006 五十嵐秀二さんの作品感想 高橋栄二さんの作品感想 お金を取り巻く環境を、初歩の初歩から教えてくれます。教科書の基礎知識的なものが詰め込まれている印象。社会科とかで勉強し…

お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践

勝間和代『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)』光文社,2007 勝間和代さんの作品感想 ライフワークバランスをもっと上手に整えられるように、という視点で書かれた本。リスクをとらないとリターンは得られないけれども、一度きち…

日経マネー 2009年 06月号

『日経マネー 2009年 06月号 [雑誌]』 雑誌丸ごと資金の運用に費やされている雑誌。信託口4Gや信用取り組み倍率が1倍を割ったという話題から、長期投資に関するコラムなど資産運用といっても色々です。 表紙にもど〜んと載っている、どんな人が勝ってるか…

ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド

太田創『ETF投資入門 上場投信・徹底活用ガイド』日経BP社,2008 太田創さんの作品感想 投資信託のような株というくらいの認識だったので、ETFとはなんぞやということで読みました。 ETFと投信を比較した場合、構造が単純であり関係者も少ないので流通コスト…

竹中式 マトリクス勉強法

竹中平蔵『竹中式マトリクス勉強法』幻冬舎,2008 竹中平蔵さんの作品感想 「手を抜いて、いいかげんにすませることが、苦手です。」そんな竹中さんによる勉強の薦め本。 勉強には二つあり、「人生を戦いぬく武器としての勉強」と「人間力を鍛えるための勉強…

日本でいちばん大切にしたい会社

坂本光司『日本でいちばん大切にしたい会社』あさ出版,2008 坂本光司さんの作品感想「社員とその家族を幸せにする」を始めとした、5つの使命と責任を果たしている、とっても素敵な会社の話が掲載されています。 数字で驚くってのもどうかと思うのですが、社…

依田ノート

依田紀基『依田ノート』講談社,2003 依田紀基さんの作品感想 以前、購入してちょいと囲碁熱が冷めていたので放置していたものを掘り起こしました。中級者くらいが目安なんでしょうか。 序盤の布の構想などにページが多く割かれており最後に死活の基本形が掲…

夢をかなえるゾウ

水野敬也『夢をかなえるゾウ』飛鳥新社,2007 水野敬也さんの作品感想 なぜか関西弁をしゃべるインドの神様・ガネーシャが目の前に現れて、変わりたいと思っている主人公に対してアドバイスを述べていく形式の読み物。飯店を読み終わったあとだったから、関西…

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代

城繁幸『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)』筑摩書房,2008 城繁幸さんの作品感想 「良い大学から大企業へ」というような昭和な感覚は、さすがにもう全員が信じることは出来ないのではないかと論じている本。昭和的価値…

サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法

Fantasista『サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法』秀和システム,2006 Fantasistaさんの作品感想 投資といって最初に思い浮かべる株の本でもそろそろ読んでみようかなと。タイトルのインパクトが気に入りました。まあ、本屋さ…

転職は1億円損をする

石渡領司『転職は1億円損をする (角川oneテーマ21)』角川グループパブリッシング,2008 石渡領司さんの作品感想 転職は長い目で見れば損をするという話を説明した本。帯にも漫画がついているし、本文でも『エンゼルバンク』などの作品からの引用もあります。…

金持ち父さんと貧乏父さん

ロバート・キヨサキ『金持ち父さん貧乏父さん』筑摩書房 ,2000 ロバート・キヨサキさんの作品感想 真面目に働く人がどうしてお金に困るのかを説明した本。かなり前にベストセラーになっていたような。 激動の時代であるとの説明がまず最初にあります。8年前…

日経 TRENDY (トレンディ) 2008年 02月号

『日経 TRENDY (トレンディ) 2008年 02月号 [雑誌]』日経ホーム出版社,2008 なんとなく雑誌を読んでみた。主に特集のマネー関係をば。2月のなので情報としてはかなり遅いものになりますが、これくらい時期遅れなら一周遅れで役に立つかも。 最初が普通預金…

10万円から始める投資信託入門―初心者のための買い方・売り方ガイド

稲葉精三『10万円から始める投資信託入門―初心者のための買い方・売り方ガイド』日本経済新聞社,2004 稲葉精三さんの作品感想 株やFXは見かけますが、投資信託の解説書みたいのを読んでみたかったので。以下、適当にまとめ。 募集期間別では単位型と追加型。…

察知力

中村俊介『察知力 (幻冬舎新書)』幻冬舎,2008 中村俊介さんの作品感想 スコットランドリーグでMVPも獲得したサッカー選手・中村俊介さんの話。 MVPを獲得してなお、先のことを考えた練習をしなければいけないと語っています。察知力というタイトルがついてい…

これからは国際分散投資がお得です!

三原淳雄, 安井昭『これからは国際分散投資がお得です!―新しいお金の殖やし方・入門 いちばん賢い資産配分とその運用の仕方』中経出版,1998 入門的な本を読みたいなと思って、タイトルで借りてきました。また今の状況じゃなくて、10年くらい前の環境も知り…

アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書

山岡道男, 淺野忠克『アメリカの高校生が読んでいる資産運用の教科書』アスペクト,2008 最初にアメリカの現状みたいなのを。給料は銀行振り込みじゃなくて小切手だったり、そのために小切手換金店があったり、てか普通口座を開くだけで手数料なんだとか。………